「良い年」について考えてみました。
2019年新年が開けましたね!
どんな時間をどんな感情とともにお過ごしでしょうか。
この時期、
「良い年になればいいなぁ」
というのは変わらない願いなのではないでしょうか。
良い年・・・
一言に「良い年」といっても
一人一人思い描く「良い年」
には違いがあるのでしょうね。
健康であることが「良い年」
家族仲良く過ごせることが「良い年」
いい仕事ができることが「良い年」
目指す資格が取れることが「良い年」
我が子の受験がうまくいくことが「良い年」
・・・
あなたの「良い年」はどんな年でしょうか・・・
私はといえば
私自身も家族も、ご縁のある方みなさんご健康であり
家族ともやはり喧嘩ではなく、笑顔で過ごしたいし、
喜ばれる仕事をして、結果も出したい。
そんな「良い年」にするために
これからの2019年の日々があるのですよね。
でもでも・・・
やはり
生きていれば良いことばかりではないのが人生・・・。
それを心底受け取ったのが
父の死を通してでした。
それまでは、
何かをすれば、
これをすれば
「悩みのない、良いことばかりの人生がやってくるのだろう」
と漠然と願っていました。
だから
よくないことが起きない、
良いことだけが起きる人生に憧れ、
そうなる日を夢見ていたのです。
でも
でも
「父の死」というのはどうしても避けられないものでした。
胃がんを患った父が
奇跡的に助かるのではないかと願う気持ちは
最後の時までありましたが。
でも
「人はいつか、必ず死を迎えるのだ」
という事実に
向き合わざるを得なくなった時、
泣いて泣いて、寂しくて寂しくて・・・。
つまり、
その最中はとても「良いこと」とは思えないし
感じられない・・・。
「良いことだけが起きる」
というのは、
あり得ないことなのだと、腑に落ちたのです。
だから、
悲しいときはほんとに泣きました。
なんどもなんども
父を思い出し、
父に会いたくなり、
まだ生きたかったであろう父の気持ちを思い、
辛い闘病生活を思い・・・
なんども泣きました。
・・・
ですが、時が経ち
父の死は「良いこと」ではないけれど
父の死のおかげで気づけたこと、
感じられること・・・を思う時
「ありがたいこと」・・・
だと感じています。
なので
結果今は
「良いこと」だけを求めなくていいのだと
良くないと感じることにもたくさんのギフトがあるから。
昔の私が求めていた意味での
良いことだけ!の人生はないのだと。
2018年
どんなことも受け止め
そして
それをギフトだった・・・
と言える一年にしたいと思います。
それが
結果「良い年」!!
ということになるのだと。