真っ直ぐな状態
先日、頸部の痛みに耐えかねて、
久しぶりに、
整体(エネルギーワークではなく物理的ワーク)に行きました。
若い頃から猫背の自覚はあって、
時々は治そう、治したいと思ってはいたものの、
まぁ、なんとかなるかと思ってズルズルときたわけです。
携帯電話を使うようになり首が張ったり肩が凝ったりするたびに、
自分から治そうとせずマッサージや整体にかかって、
誤魔化してきていました。
スマホに変えてからは見る時間も長くなり目の疲れも加わり、
更に姿勢も悪くなり、
自分でも、ショーウインドーに映る我が姿を見て、
「アカンぞ、これは!」と思ったのが、3年ほど前。
でもその頃は、まだ、
以前と同じようにマッサージや整体で治してもらうつもり満々。
自分で治ろうと、たぶん思っていませんでした。
治りたいと思ってはいたけど、
治してもらおうという気持ちのほうが強かったです。
長年かかってこうなったのだから、
そう簡単に治らなくてあたりまえ、だと思っていたし、
一回の施術で、楽になっても、
また戻ってもあたりまえ、
こんなものだろうと思っていました。
先日の痛みは首がぎっくり腰になったような感じで、
この状態が続いたら、どうしようもなくなる!
と言う危機感があって、
レイキ仲間で、理学療法士である友人に助けを求めたのでした。
まだ、治してもらおうという気持ちもあるのですが、
流石に今回は、「治る!」ことに
自分でも、そしてその友人にもコミットして、
普通に仰向けに寝転べるようになる。
それをマイルストーンにして、
思い込みを外しながら、
芝生に寝転がって青空を見ている姿を思い浮かべています。
施術のとき、仰向けになり、
膝を立てて腰を上下に動かすというのをしていました。
友人が、
「思ったよりも上がりますね。こうしたらどうですかね」
と僕の腰を少し傾けたのです。
そうしたら、より楽に上がる!
僕は、少し練習のために負荷をかけたのかな?
と思っていたのですが、
彼は「これが腰の位置が同じになった状態ですよ」と言ったんですね。
僕がまっすぐと思っていた状態が曲がっていたということだったんです。
その後、頭の位置を少し動かしてくれ、
「これが真っ直ぐな状態です。これで同じことをしてみてください」
と言われ腰の上げ下げをすると、より楽だしよく上がる!
なんかその時、
こういう形で、自分が当たり前・こんなものだろうと思っていることが、
自分の現実を作っているのだなあ。
と妙に納得したのです。
この「自分にとってのあたりまえ」というのは、
今の自分という現実を見れば、わかるはずなんだけど、
自分ではなかなか気づけない。
今回は、目に見える身体のことだから、
体感として比較的わかりやすかったので、
変えようと思うし変える!って決めました。
僕が思い込んでいる真っ直ぐな状態を
教えてもらった正しい真っ直ぐに置き換えれば、
身体は今より楽なるはずだから。
それとともに、筋肉の使い方も変わるそうで、
それによって無理がなくなるから、
コリや痛みも改善されるようです。
きっともっとほかにもたくさん思い込み違いがあるんだと思うので
少しずつ気づいて、置き換えて、
この身体をもっと大事に、感謝して使っていきます。
自分で真っ直ぐって思っていても、
どこかゆがんでいることが多いようです。
自分の思う真っ直ぐを見直してみると何かしら、
気付きがあると思います。
お時間のある時、自分の真っ直ぐを見直してみてくださいね。